当院では少しでも待ち時間を快適に過ごしていただけます様に、空気清浄機の設置しウィルス感染症予防対策をしております。また、フリーWi-Fiや院内iPadもご用意しておりますので遠慮なくお使いください。
他にも、院内設備には、こだわりをもち、様々な工夫をしております。
当院について
指定医療機関
当院は以下の指定医療機関です。
- 生活保護法指定医療機関
- 身体障害者福祉法指定医療機関
- 難病指定医療機関
院内ツアー
医療機器・設備
当院は大学病院同等の手術用機械を備え、安全な手術環境作りに尽力しています。
こだわりの手術環境と医療機器
何重もの安全な手術環境を準備することで、超低侵襲な手術を可能としております。
CTナビゲーション(medtronic FUSION ENT NAVIGATION SYSTEM)
副鼻腔炎の手術リスクとして眼窩や頭蓋底に囲まれた繊細な部位の為、手術中にどの部位をオペしているのかを、リアルタイムに3次元CTで示すシステムです。
当院では、medtronic ナビゲーションを採用しております。
当院が導入しているCTナビゲーションシステムについて更に、詳しくお知りになりたい方は、術中CTナビゲーションをお読みください。
低被爆CT(コーンビームCT)
当院が導入している「コーンビームCTって何?」と、よくお問い合わせいただきます。
コーンビームCT とは、0.05mmでの立体断層(スライス)撮影が可能で、その精密な立体画像から難治性の鼻閉(鼻づまり)、後鼻漏、副鼻腔炎、中耳炎、難聴などの診断に有用です。
レントゲンでは判らないような微細な異常所見の判断が可能です。
また、従来型のレントゲンと比べ大幅に被曝量を軽減しており、現像の際に廃液も出ないので身体や環境にも優しい装置です。
当院が導入している低被爆CT(コーンビームCT)について更に、詳しくお知りになりたい方は、低爆CT(コーンビームCT)をお読みください。
内視鏡洗浄装置
内視鏡先端は血液で汚れやすく、従来は汚れる度に内視鏡を手術野から抜いて先端を拭いて手術をしていました。
現在では加圧した水流を用いて常に内視鏡先端を洗浄しながら手術できるため、出血した視野でも安全に良い視野を確保できることから手術時間の短縮のみならず、病変に1mm程度近接した超拡大手術が可能となりました。
副鼻腔内視鏡
副鼻腔内視鏡を用いて自然排泄路(元々からある自然の出口)をターゲットにしてピンポイントで拡大するため、身体への侵襲は非常に少なく安全になりました。
当院では最新鋭フルハイビジョンの内視鏡を導入し、0.1mm程度の毛細血管も手術中に観察できますので、繊細な手術が可能となります。
当院では、stryker製品を採用しております。
Medtronicハイドロデブリッダー
ハイドロデブリッダーは慢性鼻副鼻腔炎における高圧洗浄システムです。
内視鏡下副鼻腔手術の限界として、難治性の好酸球性副鼻腔炎や上顎洞真菌症などは、膿汁がチーズ状(ムチン質)で固形に近く排泄路を解放しただけでは治らないケースがあります。この医療機器の使用のメリットとして、高圧の水流で患部を洗い流すため、従来の副鼻腔炎手術アプローチでは治りにくかったケースも、治りやすい状態にすることが可能です。
当院では、メドトロニックハイドロデブリッダーを採用しております。
マイクロデブリッダー(Medtronic ipc)
内視鏡下副鼻腔手術するための専用の手術器械です。
先端に回転刃がついており、病変を削りながら吸引でき、術者はこの回転刃を自在に向きを変えて細やかな副鼻腔の病的粘膜や隔壁を掃除していきます。ただし副鼻腔は眼窩や頭蓋底と接した危険な部位のため、手術道具の操作には熟練を要します。
また、クロデブリッダーのハンドピースを4台用意し確実な滅菌をしており、患者様へ安心安全な手術のご提案に尽力しています。
当院では、マイクロデブリッダー(Medtronic ipc)を採用しております。
サージトロン(RFメス/高周波電気メス)
従来の電気メス、バイポーラ、レーザーに対して高周波(Radiosurgery)の電波メスのため、身体への負担が少なく、止血しながらの切開も可能となりました。
当院では、サージトロン Dual EMC(RFメス)を採用しております。
手術野に吸引を5系統準備
内視鏡洗浄装置、マイクロデブリッダーシステム、手術野の出血の吸引、ウォーマルトの吸引剥離子、口腔内吸引をそれぞれ準備することでクリーンな視野を常に確保しております。