月: 2022年9月

耳掃除すると耳垂れが出るけれど痒くて毎日してしまう  耳疾患について

耳掃除すると耳垂れが出るけれど痒くて毎日してしまう 

外耳炎、外耳道湿疹が考えられます。 特に夏場に多い症状です。耳掃除が習慣化している方はほとんど掃除しすぎで外耳道の皮膚をめくってしまってます。 治ってきた時カサブタができてガサガサしてきますが、それを剥がしてはいけません。剥がしてしまうとまた滲出液が出てきて慢性の炎症になってしまいます。 耳垢は触ら…
夜間の鼻つまりといびきの弊害  のど疾患、いびきについて

夜間の鼻つまりといびきの弊害 

夜間は鼻がつまりやすい傾向があります。 リラックスしている時は副交感神経が優位となり鼻の中の粘膜が腫れる為です。 鼻が詰まると口呼吸になりとても寝づらい状態です。 いびきが重症になると睡眠時無呼吸症候群となり熟睡できないためずーと夢を見ている様な浅い睡眠(REM睡眠)の為疲れが取れません。 理由は熟…
いびきと睡眠時無呼吸症候群とは のど疾患、いびきについて

いびきと睡眠時無呼吸症候群とは

近年増加しているいびき、無呼吸症候群について解説いたします。 主な原因としてアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などによる鼻つまり 下顎骨の狭さや舌の大きさ、口蓋垂の長さによる咽頭の狭さが原因として考えられます。 当院ではファイバー、CT検査にて詳細な原因追究と簡易検査にて睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検…
後鼻神経切断術とは 鼻の日帰り手術について

後鼻神経切断術とは

従来の鼻の形態を整える手術の限界点はアレルギー体質が変わるわけではないので数年後に鼻つまりが元に戻ってしまう点でした。 現在では、くしゃみ・鼻水の伝達をしている副交感神経のみ鼻の中から選択的に切断する事で体質は変えられませんがアレルギー症状を半減させ良い状態が維持しやすくする事が出来ます。 この手術…
局所麻酔のメリット、デメリット 鼻の日帰り手術について

局所麻酔のメリット、デメリット

局所麻酔のメリット 手術当日に自宅に帰れるデスクワークやリモートワークなら翌日から仕事できる歯医者さんと同程度の身体への侵襲全身麻酔と違い身体への負担が少なくその日に帰宅ができるもしも痛みがあるときは医師と会話できるので辛い場合は途中で手術がやめられる 局所麻酔のデメリット 極度の痛がり怖がりな方に…
より有効的で、より身近な手術治療を目指して! 鼻の日帰り手術について

より有効的で、より身近な手術治療を目指して!

我々は手術治療が患者様により身近で、手術後により早期に社会復帰出来るべきであると考え、局所麻酔下の鼻科手術に辿り着きました。手術的治療は、お薬を使って効果が不十分である場合、非常に有効な治療法です。しかし手術を決心するには、ハードルの高い治療法であると言う共通意識が立ちはだかります。それは入院費であ…
なぜ耳鼻咽喉科医師になったのか 院長のひとり言

なぜ耳鼻咽喉科医師になったのか

医師は医学部を卒業する時に自由に自分の専攻する科目を選び大学病院の医局に入局する事が私の時代は一般的でした。一概には言えませんが身体を動かすのが好きな体育会系の人は外科系を目指す傾向があります。私も運動好きなので外科系で色々と悩みましたが、最後は地域医療で日帰り手術が出来る眼科、産婦人科、耳鼻咽喉科…
後鼻漏は治るの? 鼻疾患について

後鼻漏は治るの?

ドロドロの鼻が,口蓋垂(のどちんこ)の裏側に落ちてきて痰や咳の原因となる症状を後鼻漏といいます。 多くは副鼻腔炎が原因で起こることが多く、保存的治療や日帰り手術により副鼻腔炎が治ると改善する事もあります。 問題はct検査でも副鼻腔炎を認めず後鼻漏がある場合です。この場合は鼻水を洗い流す線毛運動が悪い…
においがしない、嗅覚障害とは 鼻疾患について

においがしない、嗅覚障害とは

においがしない原因として、 副鼻腔炎や鼻つまりなどで物理的に閉鎖している場合と、嗅神経まで届いているが、においが感じない神経性嗅覚があります。 前者の物理的閉鎖の場合には日帰り手術により改善する可能性があります。神経性嗅覚障害の場合には保存的にリンデロン液の点鼻と当帰芍薬散という漢方が有効ですが、発…
当院の日帰り手術理念 鼻の日帰り手術について

当院の日帰り手術理念

費用対効果を考え最小限の医療費で最大限の効果が望めるように患者様ごとに手術をプランニングします。鼻の日帰り手術は星長院長、川野副院長が担当し2人ともに耳鼻咽喉科の中でも鼻の手術一筋23年以上のベテランの医師が担当します。従来入院で全身麻酔でしかできなかった手術を超短時間で低侵襲な日帰り手術が可能です…