市販の点鼻薬はなぜよくないの?

市販の点鼻薬には血管収縮剤が配合されており、一時的に下鼻甲介の粘膜が収縮して鼻が通る状態になりますが反動で腫れるためすぐに鼻が詰まってきます。

また長期で使用すると血管収縮剤も効果が少なくなり作用時間も短く頻回に使用しないと鼻で呼吸ができない状態となります。また鼻血が出やすくなります。(薬剤性鼻炎)

薬剤性鼻炎となると有効な保存的治療はほとんどないため下鼻甲介の粘膜を縮小する日帰り手術が有効です。

当院での手術は両側で15分程度で痛みはほとんどありません。