快適な睡眠の入り口は鼻呼吸から
2024年8月6日
2024年8月9日
我々は鼻専門の日帰り手術を中心として治療しています。
鼻つまりは放置してはいけません。睡眠や健康に重大な影響を及ぼし、睡眠の質の低下から昼間のパフォーマンスを著しく低下させます。
鼻のつまりは、車で例えると空気をろ過するエアーフィルターが詰まった状態です。
通常、睡眠時の呼吸のほとんどは鼻呼吸に頼っているため鼻がつまっていると寝苦しく、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となります。
睡眠時無呼吸症候群の方は熟睡すると気道が塞がり窒息してしまうため常に浅い睡眠となり疲れがとれません。
また睡眠時に日中の身体的、精神的なダメージを修復しているため睡眠時無呼吸症候群を放置することは高血圧、不整脈、脳梗塞、うつ病など身体に重大なダメージを起こすリスクが高くなります。
特に鼻つまりのある睡眠時無呼吸症候群の方は鼻つまりの治療は必須となります。
無呼吸症候群の治療のためのマウスピースやCPAP治療機器は鼻つまりでは使えません。
鼻つまりの原因は鼻腔内の粘膜が異物やアレルゲンによって過剰に刺激され、炎症や腫れが起こり、空気の通り道が制限されることで起こります。この状態では、正常な呼吸が妨げられ、酸素の取り込みや臭いの感知が影響を受ける可能性があります。鼻づまりの原因はさまざまで、風邪やアレルギー反応、鼻ポリープ、または環境要因などが考えられます。適切な治療や対処法によって、鼻の通り道を確保し、快適な呼吸を取り戻すことができます。
鼻が通ると睡眠の質が改善するだけでなく以下の点が良くなる可能性があります。
- 寝やすくなる
- 疲れにくくなる
- 運動の能力が向上する
- 勉強、仕事がはかどる
- 子供の場合には食欲が増して睡眠中の成長ホルモンが増大するため急に成長発育が良くなる
- 子供が多動性障害ADHDと言われていたが、原因は鼻つまりであった
- 子供の噛み合わせや歯並びの改善
- 子供の顎の骨の発育の改善
- においが良くなる
- 味が良くなる
- くしゃみ鼻水の様な花粉症の改善
鼻の通りを確保して人生を楽しみましょう!
我々はすべての鼻つまりに困っている方を無くすことをライフワークにしています
すべてのオペは日帰り、局所麻酔、オペ後の通院も最低限で行います。