風邪をひくと目の奥やほほが痛いのはなぜ? 

顔面骨の鼻の周辺には副鼻腔という空洞があります。風邪をひいた時の細菌感染が副鼻腔で増幅した場合は頬や目の奥が痛むことがあります。急性副鼻腔炎という状態です。一時的な急性炎症のため抗生剤内服しおおよそ1週間程度で良くなります。副鼻腔の排泄路は狭いため粘膜が腫脹して治らない場合は慢性副鼻腔炎(蓄膿症)といいます。

マクロライドという少量の抗生剤を2カ月内服しても改善ない場合は日帰り手術が有効です。

慢性副鼻腔炎が長期に罹患した場合には鼻の中にポリープができてしまい、高度の鼻つまり、嗅覚障害をきたすことがあります。

上記の症状が思い当たる方は当院までご相談ください。

両側の副鼻腔炎でも1時間程度の日帰り手術が可能です。