低被爆CT(コーンビームCT)

当院は千葉県の耳鼻咽喉科クリニックで初めて超低被爆コーンビームCTを導入しました!

痛みや出血を最小限に抑えた日帰り手術をするために超低被爆CT(コーンビームCT)による診断が重要です

コーンビームCTとは、被写体に円錐状のX線ビーム(コーンビーム)を照射して回転撮影を行った画像データをコンピューターで3D立体画像へ生成します。
従来のX線CT装置と比べ、一回転の照射で3D立体画像を得られるため撮影時間も短く済み、現像の際に廃液も出ないので身体並び環境にも配慮された機器です。

0.05mmでの立体断層(スライス)撮影が可能で、その精密な立体画像から難治性の鼻閉(鼻づまり)、後鼻漏、副鼻腔炎、中耳炎、難聴などの診断に有用です。また、その精密さから非常に小さい耳小骨を抽出することも可能です。

術中CTナビゲーション

超低被爆CT(コーンビームCT)の特長

  • 座って撮影ができ、シートがスライド型のため車いすにも対応
  • 超低被曝なので身体や環境に配慮されている
  • 3D立体で0.05mmのスライスといった精密な画像診断が可能
  • 金属アーティファクト(画像の乱れ)が非常に少ない

紹介画像

CTイメージ
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紹介動画

立体画像により、レントゲンで診断が困難である骨折なども詳細に分かります。被曝量は胸部レントゲン一枚と同程度で、非常に安全性の高いCTと言えます。

3DCTによる、顎下腺唾石症の診断

3DCTによる、顔面骨骨折の診断

低被爆CTの放射線量について

現在の医療においては、患者様の診療のために放射線の使用が不可欠となる場合があります。
当院では、画像診断が目的でコーンビームCT検査などのように病気を発見し、状態を確認するために必要な情報を得る際に使用します。

自然放射線と診断用X線の比較